ボランティアのこと。
お久しぶりの更新になりました。
宮城の友人も水も出てガスも使えるのでだいぶ落ち着いたと言っていました。
良かった。
こちらも物流はスムーズになってきたものの、
残念ながら原発問題は収束の見通しが立たず
福島県だけ取り残されているような気持ちになります。
私も、一見、日常に戻ったような非日常を毎日ふしぎな思いで過ごしています。
ガソリンが手に入りやすくなったからか、電話で話すだけだった友人たちが
顔を見せてくれるようになりました。やっぱり顔を見て話すと安心します^^
笑う。食べる。遊ぶ。動ける人は動くべき。
不謹慎なんかじゃなく、それはしなやかな強さなんだと思う。
自粛ばかりでは日本の経済が回らないし
私だったら、つらい言葉ばかり聞いていたら、余計つらくなっちゃうもの。
ブログでも、なるべく明るい話題を書いていきたいと思っています。
地震直後、なにも情報がなく、ツイッターで流れてくる情報だけが頼りだった時、
なぜかすでに「ボランティア」に対する注意が流れていました。
現地に勝手に行くな
物を勝手に送るな
迷惑なだけだ
その時は、早すぎるよ~と思いましたが、
これは阪神大震災で被災された人たちが実際に経験して感じたことでした。
震災直後に流れる位だから、よっぽど。。。だったのでしょうね。
好意をもって「ボランティア」をしようと思っている人たちにとっては
すこしきつい内容かもしれませんが、一度、冷静になってみることは必要だと思います。
あなたの思う「好意」は相手にとって本当に「好意」なのか???
「ボランティア」の心得として守るべきこと・確認しておくべきこと
モンスター・ボランティアにならないために心得ておきたいこと
災害ボランティアの心得
福島県 寄付金・義援金・義援物資・ボランティアの受け入れについて
「ボランティア」は美談ばかりではないのですね。
たとえば、私はアロマセラピストなので
香りが心を癒してくれることも、色々なことに役立つことも知っています。
個人的にボランティアも続けています。
なにか役に立ちたいという気持ちはあっても、独りよがりにならない様に。
押し付けにならない様に。一瞬で終わらない様に。
ふと考えさせられました。
私たちが思っているよりずっとトンネルは長い。
今だけの問題ではなく、ひと月後、ふた月後、半年後、一年後、二年後
ずっと一緒に歩んでいくために、自分のできることを考えたいと思う。
言葉をかける。手を握る。背中をさする。抱きしめる。寄り添う。
まずは身近な人を守ってあげて。もちろん自分のこともね。